SONGさんのツーリングレポート


 静岡県梅ヶ島金山温泉ツーリングレポート

 7月26日、ツーリングの前日です。私にとって初めてのロングツーリングとあって期待よりも大きい不安がつきまとっています。準備をしながら明日のことを考えます。「高速の料金所で戸惑ったらどーしょー。」とか「みんなにおいてかれるんちゃうかー。」考えたらキリがありません。ちょっと緊張して眠りについた前日でした。
 7月27日、いよいよツーリング出発日です。6時30分にしゅんしゅんが自宅まで迎えに来てくれるので5時に起床です。外は、文句なしの快晴!ツーリング日和だ!雨でなくて本当に良かった!
 さっそうとジーパンをはきTシャツを着て、最終準備に入ります。1泊とは言え何だか持って行くものが多いナ。バイクにそれらを積み込み、FLS.BIKEをチェックして書き込みを済ませ、しゅんしゅんが来るのを自宅前で待ちます。愛車のインパルス号には「頑張って走ってね。」と一声かけてナゼナゼしておきました。プラグやエンジンオイルは交換したし、その他の部分もきちんと点検してもらったし、マシンの方は安心でした。ただ、タイヤの空気圧を高速用にしていない事だけが少し気掛かりでした。
 6時30分、しゅんしゅんが定刻通りに到着です。CBR君も相変わらずやかましくて元気よさそう。私の両親の少し心配そうな顔の見送りを受けていざ出発!いつもの道なのにすごく緊張しているのが自分でもわかります。
 7時15分前、関西組待ち合わせ場所の日本橋のSTAND-BYのお店の前です。期待通り、誰もまだ来てません。
やがて2スト独特の音を響かせて藤原さんが到着。続いて、まだ新しいタイヤを履いたRaidでさっそうと林さん(林さんとは関西組唯一初対面)が到着。これまた期待通り、山村さんが重そうなゼファーを軽々乗りこなして少しの遅刻です。しゅんしゅんはすでに何枚か写真を撮っています。
 軽くお喋りをした後、携帯電話を持っている人は番号の交換をして、さあ、張り切って出発です!!真近くの恵比寿町入り口から阪神高速にすぐにのりました。
 料金所に少しだけもたつきながらも、何とか第一関門をクリアし、一路静岡を目指します。でもいきなりの渋滞からのスタートです。いつになったらとばせるのだろうかとうずうずしながらひたすらすり抜けしました。
 どの辺りからかは全くわかりませんが、やがて流れがスムーズになり、みんなのペースがあがります。藤原さんが先頭を走り、山村さんが最後尾を走るというかたちでほぼ最後まで行ったと思います。100km/h〜130km/hがだいたいの平均時速だったように感じます。私個人で言えば、110km/hが一番楽ちんで、最高時速はは160km/hでした。160km/hくらいになると、景色なんてみている余裕はないですナ。
 インパルス号につけてあるミニ風防は役に立っているのか立っていないのか情けないことにいまいちわかりませんでした。一度取り去って走って比べたらわかるのでしょうが・・・。山村さんは今までのZZ-R400と比べてやはりネイキッドはしんどいと言った印象でした。とばすときはひたすら伏せて。藤原さんは何だかとってもラクそう・・・。前傾姿勢なので腰が痛いことを除けばもう余裕と言った印象でした。林さんはオフロードバイクと言う事もあって、100km/hくらいがベストで120km/hとなるときついとゆうてはりましたが、何の、めちゃくちゃ早かったです。しゅんしゅんは振動で手が痛いと言っていました。しゅんしゅんはわりとゆっくりペースだったのでは?
 阪神高速をぬけ、名神に入り、そして東名へ。休憩は約80kmごとくらいにとったように思います。高速道路のサービスエリアってあんなに何でも売っていて賑わっているものだと初めて知り、思いも寄らぬ事でビックリしました。だって、野菜(ニンジンとかナスビとか)が売っているんだもの。近くのスーパーに来ているみたいでとても変な感じがしました。
 暑い中を走って疲れると、飲み物ばかりが欲しくて、お昼頃になっても全然お腹が空かないものなんですネ。体力をいっぱい使っているはずなのにとても不思議です。
 サービスエリアは、土地によって特徴があると言う感じではなく、どこも同じ様(駐車場があり、トイレがあり、売店がある)だったのが少しつまらなかったです。もっとかわったサービスエリアはないものかな?
 でもサービスエリアはちょっとイイ場所です。旅の疲れを癒す場所であると同時に、色んな人と出会えます。また色んな言葉(方言)が聞けます。さっき自分が休んだサービスエリアで出会ったバイクをまた見かけると嬉しくなります。一人でツーリングかな?と思うライダーを見ると思わず「頑張ってね!」と声をかけたくなります。この季節、座っていても暑いので、走っている時が一番涼しいと感じたのですが、適度に休憩をとり、サービスエリアで色んな出会いを楽しむのも良いなと思ったのでした。
 滋賀県のどこかのサービスエリア(忘れた)では、普段あまりお目にかからない(かかりたくない)白バイにまたがらせてもらえました。そこにいたおじさんがポラロイドカメラで写真を撮ってその場でプレゼントしてくれました。ラッキ〜!
 その他特筆すべきは老いも若きもハーレー乗りがめちゃくちゃ多かったことです。国産アメリカン、街では良く見かけるのに全然いないよー?!国産アメリカンライダーは街乗りが主なんですね。
 さて、疲労が少しずつたまっていく中でも皆快調にとばして楽しんでいました。何となくいや〜な予感がするなーとは思っていたのですが、再び渋滞につかまり、スピード違反は逃れたな思って調子良く路側帯を走って200m、見たくないものがバックミラーに映りました。「あーーー、パトカーだ。止まれって言ってるぞ?何で?」最初ワケがわからなかったのは私だけ?
 あれよと言う間に気付けばクーラーのきいた居心地の良い車の中で、何か色々質問されて、「路側帯走ったらアカンやんかー(ただし大阪弁ではナイ)」と言われてああ、そうか!と初めて路側帯は走ってはいけない場所だと気付き、先頭走ってる人が悪いと言われて、ふ〜んと思っていました。後に山村さんに「そんぐさん、先頭走らせて悪かった。」という様な事を言われて、「あれ?私先頭やった?」とまたまた初めて気付きました。これは帰宅してから知ったのですが、団体で走っていて違反している時は先頭の人だけがキップきられるんですってね。
 うーん、初めての減点だ〜、ツーリング途中でこれもまた思い出に残るなー、と一人ホノボノとして記念撮影などしていましたが、皆さんちょっとお気の毒でした。
 でもその後がもっとお気の毒。渋滞に巻き込まれてしまいましたが路側帯はもちろん走れず、すり抜けするのもはばかられて、しばしの間ノロノロ運転。集合時間に大幅に遅れているので早くつきたいよー!と焦る気持ちともう目の前まで来てるのに!と言う苛立ちと暑いのとで疲れはピークでした。この時、山村さんはビックバイクを携えて相当きつそうでしたネ。
 そうこうしているうちにやっと「静岡I.C ○○km」と言う看板が見え「あ〜、やっと来たな・・・。ここまで長かったなー。」と思い、しんどい事よりも今度は嬉しさがこみあげてきて再び緊張してきました。「もうすぐみんなと会えるー。」
 やっとこさ高速をおりて(ちなみに料金はabout\6700)一般道路におり立ったときは何だかとても感動しました。今までとは違う道の感触・・・(どう違うんだ?とはつっこまないで)。すぐに給油をして(そこのガソリンスタンドの安さに驚き!96¥/lなんてお目にかかったのは初めて。大阪では100円以下は無いに等しいのでは。ちなみに燃費は約25km/l)お待ちかねの皆さんの所に向かう。すぐ近くのロイヤル・ホストに集合しているとはつゆ知らず直進しかけたところ、どなたかの「こっちだよーん」の合図。私は、知らない道を行くのも何かこわいし、それよりもすでにUターンしてくる気力を失っていたので、最後の根性で渋滞をおもいっきり横切る決心をした・・・。頭をひょこひょこ下げながら、無理矢理車を止めてわたってしまった・・・。何て図々しいんだ!”へへーん!なにわナンバーのおとーりだいっ!”とワケのわからないことをつぶやきながら駐車場へ。そこには、たくさんの怪しいバイクと怪しい車がありました。「あ〜も〜、やっとついた・・・。」感動すると同時に疲れ果てていました。でもへばってはいられない。やっとみんなに会えるんだから・・・。と気力を振り絞ってお店の中へ向かう。13時に集合予定がもう15時です。皆さんお待たせしました、本当に!
 そこには期待通り、さらに怪しい人がいっぱいいました。
 「うわーおるおるおるでー。」が第1印象。何かホントに「居る!」という感じで皆さん存在感がありました。初対面なのに、そうじゃないような複雑な思いでいました。だって、その時点で誰が誰だかほとんどわかってしまったもの。本当に会議室でのメッセージで思い浮かべていたイメージそのまんま。その通りの雰囲気。あんまり期待通りで「ぷぷっ」とわらけてくるくらいでした。
 とは言うものの緊張で疲れは癒されることはなく、かなりぼおーっとしていました。何やら迷惑そうな顔のウエイトレスのお姉さんにオレンジジュースをたのみ、一息です。
 お話を聞いてる中でfumiさんが「ここから1時間くらいだから。」と言ったような事を言わはって「あ、そうか、ここからまだ走らなアカンねんな〜。」とあらためて気付き、今度は山道ちゃうん〜!?と少し恐怖におののいて座っておりました。
 そうこうしているうちに、そろそろ行きましょかのお時間になりました。Sasakiさんの車がちょっと気になりましたが、出遅れるといけないので早々にインパルス号にまたがります。来る前に、しゅんしゅんに「セブンって何?どんな車?RX-7?」ととてもとても失敬なことを言っていると、「うーん、すごく趣味的な車。」とこれまた難解な答えを頂いたので、実際見るまでは興味津々でした。実際見て、趣味的な車ってどう言う事かわかって妙に納得してしまいました。車のことはよくわからないけれども、緑色がしぶかったのと、シートベルトがジェットコースターのと似ていたのがとても印象的です。あるスイッチを押すと上にびょーーーんと飛び上がってパラシュートで降りてくるんかな?と思わせるものがありました。
 渋滞にもかかわらず、バイク軍団は次々と駐車場から飛び出していきます。と、そこへぴーくんが後ろから来て・・・。ぴーくん何するん?そないに割り込んだらあかん・・・やん・・・?あれ?(族?)ぴーくんは自分のバイクで渋滞をとめて他のバイクが駐車場から続けて出れるようにしてくれたんです。車を見事にSHUT OUT!!してくれたぴーくんはとてもカッコヨカッタです。ブラボー!!この風景を見ただけでもここまで来たかいがあったと言うものです。しかし何しよん!?と非常にビックリしました。ちょっとコワイ人かなと思ってしまいました。後で、あれはクセだからと言ってましたが、いつもやっているのですか?ぴーくん。
 大きい通りをぬけて進むうちに徐々に山に近づき、道幅も狭くなってきました。周囲の空気の温度差がハッキリわかるなぁと思った時に、川があらわれ平行して走ると言った形になりました。あの川が安倍川だったのでしょうか。少し景色を眺めたいなあとペースダウンを期待したのですが、皆さん、どんどんと進んで行きます。でもそれでも景色はちゃんと眺める余裕はあるんでしょうね。
 間もなく山道らしいワインディングにさしかかり、楽しそうな道がいっぱい出てきました。私のすぐ前にいたKudo君が少しペースダウン。ちょっとびびったとか。ワインディングは一番先頭の人は難しいですよね。道を先までよまなくちゃいけないので。私は高速道路をさっきまでぶっとばしていたのでその名残でいつもは絶対しない追い越しなどしてしまいましたが、そこまで・・・。前に出るとやっぱりこわくてそのままのペースで進んでいました。もっと経験を積んでどんな道でも恐怖感なしに走れるようにならなくっちゃなあと思いました。
 ハーレーでよくワインディング走れるもんだなあとつくづく感心です。みえはるさんのハーレーは良くわからないけれど、途中から調子悪かったのでしょうか?ぴーくんはステップが擦ったと言ってましたね。どうやって曲がっているのか、一度拝見したいものです。
 それから、ワインディングを走ると良く「タイヤが一皮剥けた」と言いますよね。今回も皮むきをされた方がいたと思うのですが、この「皮むき」って一体何なのかいまだにわかっていない私です。タイヤが一枚はがれてペロンと道路に落ちるのかと真剣に思っていたくらいです。
 いよいよ金山温泉へ到着です。しかし、約2名ほど道を間違え先まで行ってしまった人がいました。藤原さんとあと誰だったでしょうか・・・、遠くまで行きすぎてしまいました。Takehさんが迎えに行き、すぐに無事全員到着しました。良かった!
 宿泊場所は山がきれいにうつるとても自然の美しいところで、ここで1泊と言わずにずっといたいなと思わせる様な素晴らしいところでした。初めて私の疲れも少し和らいだような気がします。やはり緑は心が落ち着きます。
 バイクをログハウスの前まで移動させ、私はfumiさんが特別につくって下さった「野郎は立入禁止!」の掛け札(Ditのクリアケースに入っていた)をもらい(でも野郎は誰も来なかった・・・)皆さんは喫煙者とそうでない人と別れてログハウスにおさまり、さっそく温泉に行く準備をします。
 ログハウスの管理人の早口のオヤッサンが、温泉は24時間入れると言っていたなぁ、明日の朝も入ろう!と思いながらしゅんしゅんとOdaさんと一緒に温泉棟へ向かいました。そこで、Odaさんに「まだ気が回らないかもしれないけれど、バイクの死角に入ったらダメだよ。走っている時気になったので。」というアドバイスを受けました。そうか〜、やっぱり私は自分勝手だなあ、自分一人じゃないねんから、気をつけなくっちゃ!と反省いたしました。アドバイスと言えば、Takehさんにも受けました(翌日の朝にですが)。発進時と走っている時の姿勢についてです。こうやって、アドバイスを受けれるのもやっぱりベテランの人と一緒に走った後の特典だなあと思ってとても貴重に思えました。でも、以前に山村さんと二人で神戸に向かった時(明石オフの時です。結局その時は皆さんとはお会い出来なかったのですが)、私が前のバイクSPADA250に乗ってただひたすら山村さんを追いかけていたあの頃よりは私も成長したかなあなんて、思っていたのですが、やはりまだまだ未熟者ですね。当たり前ですが。
 温泉の方はとても満足でした。なぜって、女湯の方は私一人だったのです。女友達でもいればもっと満足かもしれませんが、そうでない時は一人でゆっくりするのが一番です!
 汗だくだったのでとてもスッキリしました。
 お風呂の後は、19時、さっそくバーベキューです。乾杯してそれから、色々なものを焼きます。しかし残念な事に、私はこの時疲れがピークでした。よって、どんなことがあったのかあまり思い出せません。情けなし。お茶ばかり飲んで肉もあまり食べれず、本当は移動してこの時にみんなとお喋りしようと思っていたのに、とてもおとなしく座っているだけに終始してしまいました。しゅんしゅんにもあっちの方にも行ってきーと言われたのですが、とてもお喋りする気力がなかったです。この場をお借りして・・・ゴメンナサイでした。山村さんのつくって下さったヤキソバもほとんど食べれなかったです。本当に情けないです。
 ただ、fumiさんが持って来て下さった日本酒!とても美味しかったです。これだけはなぜか今でも味を覚えています。ビールが飲めないので日本酒があると嬉しいのです。今までは日本酒でも「あー、美味しいな。」と思う程度でしたが、あれは「ウワー、これって何かめっちゃ美味しい!!」という感じで、とても美味しくのませて頂きました。
 あとは、ぴーくんの隣に座ってうれしかったでーす。以上!!(テレまくりました。ぴーくんスミマセンでした。)
 自己紹介もしましたね。しかし、やはり記憶はもうろうとしております。覚えていることを書きますと、私は大阪人らしく気の利いた事が言えなかったのが不本意です。Takehさんですが、何とお読みしたら良いのか聞き逃してしまいました。あと、みえはるさんが「そんぐさんのために破れジーンズをはいてきた。」と言って下さって恐悦至極幸福最高潮でした。ぴーくんのあだ名の由来も聞けました。嗚呼、あとは本当に覚えていない・・・。
 食事の後はみんなで花火大会です。はしゃいでいるおじさんがいっぱいでした。上に向かってするは花火は、周囲の木の枝に火が燃え移らないだろうかとヒヤヒヤしましたが、何とか無事でした。大きい花火は見ていて楽しいですが、線香花火もはかなげでイイモノです・・・。
 その時にfumiさんから、First Classのロゴ入りのジャケットをもらってハッピーでした。2枚あったようですが、もう一枚は何処へ?
 その後はゲーム大会です。山村さんご持参のプレイステーションで鉄拳2です。強い人はやはり強かったですね。私はバーチャファイターならそこそこ戦える自信があるのですが、鉄拳はどうもうまく出来ませんでした。悔しい。元々格闘技ゲームは大好きなんです。
 はまった人はその後ずっとゲーム大会だったようです。何時までやってたんでしょうか。お疲れ様でした。
 私は実を言うとおばあちゃんみたいな生活をしていて、平日であると9時頃からすでに眠気が襲ってきます。その日も疲れていたし、当然の様に一人お部屋に戻ってタヌキのようにころがってちょっと寝てしまいました。その後起き出して、隣のログハウスからまだゲームしている声が聞こえてきたので私も活動しようかナと思い、おもむろにそこにあったカラオケCDを取り出してカラオケなど歌ってしまいました。ふと時計を見ると1時。かなり大声で歌っていたので、私のせいで起きてしまった人や、不幸にも歌声を聞かされた人、スミマセンでした。私は、そんぐと言うだけあって、1日1回は歌を歌わないと死んでしまう生き物なのです。
 少しだけまたゲームに参加して、おとなしく眠りにつきました。次の日キツイだろうなと夢うつつに思っていました。
 先程書きましたように、私はおばあちゃんのような生活をしています。つまり、眠くなるのが早ければ、起きるのが早いのです。(ここでなぜこう言う生活なのかを説明するためにあえて失礼を承知して宣伝させて頂きますと、私は、朝日テレビ「おはようコールABC」(5:45〜7:00)と「おはよう朝日です」(7:00〜8:30)の制作スタッフをしております。関西ローカルですので、関東の人は見れませんが、どうぞ機会があればご覧下さいませ。関西の人は早起きして毎朝見るように!)その日もすでに4時45分には起きておりました。
 そそくさとお風呂の準備をして一人で朝風呂です。やっぱり緑の多いところの朝は最高でした。こう言う自然の中に来た時、私の楽しみの一つに「あささんぽ」と言うのがあります。朝の澄んだ空気は何より最高です。気持ちが良いです。もう一つ「よるおほしさま」と言うのも楽しみだったのですが、昨晩はすっかり忘れていた・・・惜しかったな、など思いつつお風呂につかっていました。う〜〜〜ん、気持ちイイ!
 お風呂の後は一人でゆっくり散歩です。テニスコートの方へ行き、ゴルフの打ちっ放しをする所へ行き、そしてちっちゃな公園風の所で座っていました。そこには噴水があったんですよ。誰か気付いていた人はいましたでしょうか?
 缶コーヒーを買って木のイスに座ってボーっとします。ブランコなんぞにものってそれからログハウスの前の木のイスに座って全部のバイクを眺めます。そして、昨日からのことを思い出したりこれからのことを考えたり、こう言う一人の時間に色々考えるんです。変かもしれないしばばくさいかもしれないけどこんな時間がとても好きです。
 それから皆さんに一つ良いことをお教えしましょう。このステキな時間や風景をいつまでも覚えておきたい、そう思った時は、目をしばらく閉じるんです。そうするとその風景はしっかり頭に残ります。いつも私達は目が見えるために何でも目で見て覚えていますよね。逆に覚えておきたい風景などは目で見て感じるのではなく心で感じとるんです。そうすれば、その時の風景と一緒に自分の感情とが一緒になってあとあとまで残ります。皆さんもステキな場面に出会ったときはどうぞ目を閉じてみて下さい。
 そのうち、Sasakiさんがセブンの様子を見に来られたのが最初で、皆さん段々と目を覚まして起きてこられました。
 朝食前にハーレー3台に何人かの方が見守る中でそれぞれまたがらせて頂きました(勝手に)。fumiさんのハーレーは色(黒地にブルー)がとってもステキですね!キレイです!しかし、車体を立てることも出来なかったです。ホンマかい!と思うほど重かった。それに、立てる時に太股で押して勢いを付ける場所(通常タンク)がないと言うか・・・。とにかくダメでした。ぴーくんのハーレーも同じく立てられませんでした。しかも何でこんな前に足おくん?って言うほどステップが遠いですね。私が乗ると何だかハーレーに張り付く奇怪な虫のようになってしまいました。それと、ハーレーは黒だと言うイメージがあったのですが、ぴーくんのハーレーのように白っぽい銀色みたいな色もあるのですね。みえはるさんのハーレーは、先程の2台に比べると何となくまだ親しみやすいハーレーでした。起こすことも出来たし、タンクもわりと小さめな感じだし。でもクラッチは非常に重かったし座ってみるとやはりどっしりと重量感があり、私のような軟弱モノは受け付けないような雰囲気がありました。
 ハーレーはやはりいつかは乗りたいと思っています。もう少しトシいったら・・・、と言うか、ハーレーに似合う人になろうと思ったらそれなりの風格が必要だと思うのです。これは思いっきり私の偏見です。
 さて8時30分、朝食のお時間となり、その時に次回のオフのお話があがりました。次回はどなたが幹事になったのでしたっけ。みえはるさんでしたっけ。もう頼りっぱなしで覚えていません。幹事さん、次回も宜しくお願い致します!!
 朝食の後は、すぐに帰るための準備を始めました。途中全員で安倍川餅を食べに行くために金山温泉は早めに出発となったからです。めいめいが荷物を積んだりバイクを移動させたりして、帰り支度をはじめています。駐車場で、宿代の集計が始まりました。お一人様14000円、私だけ女性という事で10000円です。残りの端数はfumiさんが払って下さって・・・。女で良かった・・・。
 fumiさんのお金(万札)の数え方がカタにはまってるなあと思ったのは私だけではないはずです。
 全員で記念撮影をし、下山と相成りました。露天風呂や温泉プールに入らなかったし、テニスコートやゴルフ場も使わなくてちょっと心残りでしたが、これから向かう安倍川餅に気持ちはもうとんでいました。
 下りのワインディングはやっぱりこわかった!!前を走っている人には全くついて行けず、半分くらいの方は私のせいでスローペースになってしまいました。カーブの前では思いっきりブレーキングで立ち上がりもノロノロ。私の後ろの方々、ご迷惑をおかけしました。直線だけはここぞとばかりに元気の良い私でした。それから、後ろでカーブごとにクラクションを鳴らして下さった方、誰かわからなかったのですが、ありがとうございました。かなり安心でした。Odaさんでしたでしょうか?上ってくる車の量も結構多かったし、時折車とはすれ違えないカーブがあったり、草刈りのおじいちゃん達がいたりしたので私にはあのペースが精一杯でした。
 信号で前の集団がペースダウンしてきたところでやっと追いつき、そこからは18人の大集団で安倍川餅屋さんまで進みます。やっぱり18人もいると、街の人は何や?と言う感じで眺めますね。その中に女が一人だけいるとはわからないでしょうね、きっと。
 いよいよ安倍川餅のお店に着き、駐車場にバイクを入れます。セブンだけは鼻先が歩道にちょこんと出たかたちになってしまい、可哀想でした。どう考えてもセブン向きに道はつくられてないですからね。
 安倍川餅(きなこ&あんこ)はちょっと甘かったですが、美味しかったです。一つ一つが小さくて食べやすくなっていました。からみ餅は、わさび醤油につけて食べるという事でお正月の味がしました。全部食べるとお腹いっぱいの意味がわかりました。しかし、お店の無愛想なおやじ2人はとてつもなくソックリだったのですが、双子なのでしょうか?髪型(と言ってもほぼ髪はナイ)まで似ていたぞお。
 お店の中のは、和風とは似つかないアヤシゲな人達でいっぱいで、他のお客さんに少し戸惑いを与えてしまったのではないでしょうか。
 非常に満足してお店を後にしました。また絶対に食べに来たいナ!
 安倍川餅の後ははやくも帰路につかなくてはなりませんでした。静岡インターチェンジの駐車場のようなスペースにいったんみんなで落ち着きます。そこでは、駐車してある車を出しに来たりする人がいると困ってしまうので、記念撮影をした後は早々とお別れをしなければなりませんでした。
 最後は、ツーリングの成功と、無事の帰宅を祈ってぴーくんの一本締めです。(ぴーくんちょっとあがってましたよねっ)
 fumiさんが、挨拶をされてる時に、私も一言お礼を言いたかったのですが、勇気がないので諦めました。
 女一人という事もあって、気を使って下さった幹事のfumiさんにお礼を言わなくては、と思いながらも何だか言葉がうまく出てきませんでした。
 本当は全員の人に声をかけてまわりたかったのですが、それも出来ずにこのままお別れなんだと思うと、とても悲しくなってしまいました。涙があふれてしまいました(でも私は泣き虫ではないと思います!)。
 これから帰る帰路はまだ長いけど、2日間みんな元気でいれたし、それが嬉しかったと言う事もありますが、何よりも、バイクに乗ると言う共通の趣味を持っているとだけで、色んな地域から一カ所に集まり年齢も性別も関係なくこうやって一緒にいれて、そしてステキな人達と出会えたんだなあと言う事にとても感慨深いものを感じました。
 皆さんとお別れしてまた昨日の様に100km/h以上で高速をとばしながらもメットの中でポロポロ泣いていたのは自分でも変な感じでした。
 その後、関西方面組(藤原さんは東京に遊びに行ってしまいました)は昨日と同じ様に休憩をとりながらひた走ります。でも昨日と違うのは全員で走るという事はしなくて、サービスエリアでおちあうという風にしていました。疲れもあってか走りながら眠くなると言う感覚に初めて襲われましたが、何とか多賀サービスエリアまでたどり着きました。ここが、最終的に全員でおちあう場所となりました。
 JUNEさんは車という事もあって、最後はおちあうことが出来ませんでしたが(どこのサービスエリアも混んでいた)バイク4人組はここで解散です。そばにいた知らない人にカメラを渡し、4人全員で最後の記念撮影です。
 山村さんが、最後去っていくところをカメラにおさめてくれると言うので、私としゅんしゅんが先の出発です。お別れした後も無事にお家にたどり着いてネ!もう捕まらないように!と祈りつつ・・・。
 関西組の皆さん、本当にお疲れ様でした!
 京都の辺りで、予想していた渋滞につかまりました。夕暮れ時のすり抜けは何となく危なくて嫌だったのですがそんな事も言ってられず、どんどんすり抜けです。昨日捕まったにもかかわらず少しだけ気にしながら路側帯も走ります。昨日の逆で東名→名神と来て最後、阪神高速に入るか近畿自動車道に入るかちょっと考えましたが、結局吹田料金所で近畿自動車道へ。八尾出口でおりてやっと見慣れた風景に出会い、ああ、帰って来てしまったんだなと改めて思いました。身体は疲れてしまって自分のものでないような感じがしました。
 しゅんしゅんに私の自宅まで送ってもらって最後にそこで写真を撮り、しゅんしゅんもすぐに家に帰りました。ちょうど20時30分頃でした。
 さっそくMacをたちあげて、FLS.BIKEの会議室をのぞくとすでに先に帰られた何人かの方が帰着報告をされていました。私も取り合えず報告をしそこで初めてツーリングを終了いたしました。
 
 本当に皆様、ありがとうございました!!お疲れ様でした!!

 インパルス君もお疲れ様!ステキな時間を一緒につくってくれてどうもアリガトウ

                  ******終わり******
***ツーリングデータ***
 走行距離・・・・・・約800km
 平均燃費・・・・・・25km/l
 <費用>
 ガソリン代・・・・・2500¥くらい
 有料道路代・・・・・13400¥くらい
 宿泊費・・・・・・・10000¥
 その他・・・・・・・3000¥くらい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
合計         28900¥くらい



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